オンライン広告の課金モデル選び、Google広告VPが語る「エンハンストキャンペーンの目的」など気になるニュース6選

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今回はMarketing Landのニュースまとめより気になったニュースを簡単にご紹介いたします。

1回あたりの「何」で課金させるか。オンライン広告の課金モデル選び

Degital ad pricing models
画像:Pay Per What? Choosing Pricing Models In Digital Advertising

今やデジタル広告にはCPC、CPM、CPAだけでなく、CPL(リード獲得1件あたりの料金)やCPE(エンゲージメント課金)、CPF(フォロワー/ファン獲得1件あたりの料金)など様々な課金モデルが存在しています。その中で自社のビジネスに最も適した課金モデルをどのように選べばよいのでしょうか。

Kohki Yamaguchi氏は、パブリッシャーは「1インプレッション毎に一番高く入札できる広告を配信する」ため、広告効果リスクを縦軸に、パフォーマンスを最適化するために必要な労力を横軸に取ると、それぞれの課金モデルは上記のような相関関係になると伝えています(丸の大きさはスケーラビリティ)。

伝統的なCPMモデルはなくならならず、これからより多くのキャンペーンがダイレクトレスポンスではなくブランディングに焦点をあてていくことになるでしょう。また、アドワーズのCPVM(視認範囲のインプレッション単価)や、Twitterのリードジェネレーションカードといった新しい課金モデル、広告フォーマットも登場しています。

広告主は今後も増え続ける課金モデル間のトレードオフ(スケーラビリティ vs 最適化に必要な労力)を理解し「広告キャンペーンの目的」と「使えるリソース」を勘案して、最適な組み合わせを見つけていく必要があります。

詳細はこちらをご覧ください(英語)
Pay Per What? Choosing Pricing Models In Digital Advertising

Google Chromeツールバーがアナリティクスの表示を開始

Google name analytics
画像:Google Brings Analytics To Chrome Toolbar For AdSense And Other Google Publishers

Googleのサイト運営者向けツールバー(Google Publisher Toolbar)からGoogle Analyticsのデータが見られるようになりました(ツールバーはAdSense、Ad ExchangeまたはDoubleClick for Publishersを利用しているユーザーが利用可能)。

この機能を使えばGoogle Analyticsを別ウインドウで開かずに、Chromeのツールバーよりユーザー数、ページビュー数、直帰率、平均セッション時間などが確認することができます。

詳しくはこちらをご覧下さい(日本語)
Google Publisher Toolbar – Chrome ウェブストア

Googleの広告VPが語る「YouTubeの重要性」「エンハンストキャンペーンの目的」など

先週AdAgeがGoogleの広告とコマースのシニアVPであるSridhar Ramaswamy氏にインタビューを行いました。11年のGoogle勤務の中で、Googleショッピングの完全有料化(2012年)、AdWordsのエンハンストキャンペーン(2013年)、そしてGoogle商品リスト広告(PLA)からGoogleショッピングキャンペーンへの移行を行ってきたRamaswamy氏のインタビューハイライトをお届けします。

動画とYouTubeの重要性

“「広告主の皆さんが動画広告に焦点をあてること」、そして「私達が提供するプロダクト全てがその目的と連動すること」にずっと取り組んでいます。「モバイルを正しく利用する」「動画広告を正しく利用する」というテーマと、それを可能にするエコシステムを実現させることが、YouTubeと一緒に取り組んできたことであり、チーム全体の優先事項になっています。”

ブランド企業のYouTube利用に関して

“YouTubeにような(One to Oneマーケティングを行える)広告媒体が、広告主の皆さんに提供出来ることはまだまだたくさんあると思います。NielsenやcomScoreといった企業が提供しているブランド評価以上のものを提供するために、「どれだけのユーザーがブランドの広告を見て、彼らがそのブランドをどれだけ覚えていられるのか」といったことがわかる測定基準などの開発を進めています。”

エンハンストキャンペーンは失敗だった?

“エンハンストキャンペーンが広告主の皆さんに与えた一番の影響は、「モバイルのコンバージョン」がデスクトップとは別のものではなくなったことです。デバイス毎に広告キャンペーンを行う時代ではなくなってきており、これこそがエンハンストキャンペーンを導入した際に一番達成したかったことでした。広告主の皆さんが検索とディスプレイの広告キャンペーンを考える際の「新しい基準」を作りたかったのです。”

詳細はこちらをご覧ください(英語)
Google’s Ad Boss on Overseeing YouTube Sales and Glass Ads | Digital – Advertising Age

Twitterがデスクトップ用トレンド表示の改善を模索中

Weird twitter trends
画像:Twitter Tests Desktop Trends Box That Displays Details About Each Trend

現在Twitterのデスクトップ用のトレンド表示は、目立たないように10個のトピックまたはハッシュタグが、説明文なしに右または左サイドバーに表示されています。しかし先月末、ソーシャルメディアプロフェッショナルであるDanielle Azar氏のクライアントのTwitterアカウントで、たまたま上図のような「簡単な説明文を掲載したトレンド表示」が確認されました。

Twitterは多くの新機能を絶えずテストしています。現在の自動生成された説明文だけでは、ユーザーがトレンドの内容を正確に把握するのは難しそうですが、機能を強化し全世界で正式にリリースされることになれば、世界No.1のリアルタイム・オンラインニュースネットワークとして、ユーザーの利便性をさらに高めてくれる機能になりそうです。

米TOYOTA位置情報を利用した先進的なモバイル広告への取り組み

TOYOTA mobile ad
画像:Toyota Mobile Ads Showcase Future Uses Of Location

米TOYOTAが「従来の位置情報を利用した広告キャンペーン」とは少し違ったモバイルキャンペーンを行っているようです。このキャンペーンでは顧客の位置情報に基づいて広告を配信しますが、広告はTOYOTAのディーラーから一定の距離にいて、新車を買うことを検討しているであろうユーザーにしか表示されません。

また、広告内コピーでは位置に関する明言はなく(上図参照)、位置情報は地域毎で異なる「ディーラーのローン年率」を提供するために使われています(年率はAPIを使い広告に動的に反映)。

これらの広告キャンペーンの効果はまだ公にはなっていませんが、位置情報を「その時に店舗の近くにいるオーディエンスを特定する」以上の用途で利用することがこれから増えるでしょう。例えば、「先月複数回に渡って駐車場に車を停めていたファーストフードレストランの常連客」といったオーディエンスを見つけることにも利用出来そうです。

Facebookがニュースフィード内にイベントへの広告配信を開始

Facebookによると、毎月4億人以上のユーザーがFacebookのイベント機能を利用しているそうです。そんな中、先週Facebookはモバイルおよびデスクトップのニュースフィード内にイベントの広告を掲載出来る機能を発表しました(今まではデスクトップの右サイドのみ広告掲載が可能でした)。

また、2014年7月24日以降に作成されたイベント分から、Facebookページ管理者は「イベントへのリンクを見た人数」や「イベント内容を確認した人数」をインサイトで確認出来るようになっています。

参考:
Marketing Day: Twitter Experiments With Trends Box, Event Ads Coming To Facebook News Feed & More

Pay Per What? Choosing Pricing Models In Digital Advertising
Google Brings Analytics To Chrome Toolbar For AdSense And Other Google Publishers
Google’s Ad Boss on Overseeing YouTube Sales and Glass Ads | Digital – Advertising Age
Twitter Tests Desktop Trends Box That Displays Details About Each Trend
Toyota Mobile Ads Showcase Future Uses Of Location
Facebook Adds Ability To Advertise Events In News Feed
Facebook Events Now Come With Insights For Reach, Views & Connections

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