S4 CapitalがMediaMonksに続きMightyHiveの買収を発表。マーティン・ソレルの今後の戦略とは

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マーティン・ソレル率いるS4 Capitalが、プログラマティックエージェンシーとして順調に成長を続けてきたMightyHiveを1.5億ドルで買収することを発表しました。5ヶ月前には3.5億ドルでクリエイティブ企業であるMediaMonksを買収している同社。これらの買収によって期待されるシナジー効果とは一体どのようなものなのでしょうか。

画像:Home – MightyHive

不正疑惑から今年の4月にWPPを辞任したソレル氏が、新たに立ち上げたS4 Capital。今回そのS4の目に留まったMightyHiveは、元Google幹部のPete Kim氏によって創立されたGoogle Marketing Platformに長けたプログラマティックエージェンシーです。

ANAによると、過去3年の間でプログラマティックバイイングの26%が外部からインハウスのエージェンシーに移っており、そのトレンドに沿った形で、MightyHiveはBayerやSprintといった企業のプログラマティックをインハウスで行うためのコンサルティングおよびサポートを提供しています。また、Google Marketing Platformの認定パートナーとしてだけでなく、クライアントのニーズに合わせてThe Trade Desk、Facebook、Amazon、BrightRollと、様々なプラットフォームに対応可能であることが同社のWebサイト上で公言されています。

ソレル氏は、WPPのような古参の代理店と比べて「より速く、より良く、より安くソリューションを提供できるエージェンシーを探している」と、10月に行われたAdExchangerのProgrammatic IOでも語っていたところです。

「MightyHiveはデジタルメディア&プログラマティックのコンサル会社であり、従来のメディアエージェンシーではありません。今回の買収によってS4は(以前買収した)MediaMonksによって制作されたキャンペーンやコンテンツを、効率良くかつ効果的に配信することができるようになります」と、Forresterの主席アナリストJay Pattisal氏は伝えています。

「必要なもののおよそ8割は揃った」というソレル氏。今回の買収によって得られたものとして、各社の得意分野の補完だけでなく、MightyHiveとMediaMonksが今まで築いてきたビジネスの地理的なシナジー効果もあると見ているようです。今後のさらなる買収に関しては、S4のコンテンツおよびデジタルメディアバイイング&プランニングのビジネスの様子を見ながら判断すると、ソレル氏は伝えています。

参考:
Home – MightyHive

S4 Confirms It Wants MightyHive As Its Second Agency Acquisition | AdExchanger
It’s Official: S4 Grabs MightyHive For $150 Million | AdExchanger
S4’s acquisition of MightyHive is official | Agency News – Ad Age
Sorrell won MediaMonks, but will he lose WPP payout? | Agency News – Ad Age

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