Amazonが検索データを活用したリターゲティングをテスト中。デュオポリーが崩れる日は来るのか?

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これまで出来なかった事が意外なくらいですが、ついにAmazonのデータを使ったリターゲティングが可能になるようです。

画像:Explore Amazon’s advertising solutions – Amazon Advertising

今までAmazonを利用している広告主は、製品ページを見た、または購入を終えたユーザーをリターゲティングすることしかできませんでした。しかし現在、Amazonは検索クエリを活用したリターゲティングをテストしていると、同パイロットプログラムに参加している代理店エグゼクティブがAdExchangerにて明かしています。この機能はAmazonのDSPを通じてのみ利用可能になるようです。なお、Amazonはこの件に関して公式コメントを出していません。

Googleの検索データはYouTube、Gmail、Googleディスプレイ広告ネットワークパートナーなど広範囲のターゲティングに影響を与えることができますが、Amazonの検索をベースにしたリターゲティングは、今のところ厳しくキャンペーンのパラメータを制御することで(Googleと比べて)限定的に適用されていると、情報元のエグゼクティブは伝えています。

とはいえ、DSP内にて広告主がセルフサービス式で流動的に検索データを活用できるようになるのは時間の問題でしょう。

マーケットリサーチ会社L2のディレクターCooper Smith氏は、ソーシャルおよび検索チャネルにおけるブランドセーフティが納得のいく形で保たれていない結果として広告予算がAmazonに移っており、今がAmazonにとって新しいDSP製品をローンチしてGoogleおよびFacebookと戦う絶好の機会であること、また、Amazonの広告ビジネスに対する野望が同社のデータポリシーを変え始めていることを、AdExchangerにて伝えています。

今まで検索とプライムで得られた各データはサイロ化しブランドキャンペーンに利用できないようにしてきた一方で、Googleの検索広告を大規模に活用してきたAmazon。Smith氏が伝えるように、Amazonは今までの経験から検索データの価値をしっかりと理解した上で次の布石を打っていることは間違いないでしょう。

参考:
Explore Amazon’s advertising solutions – Amazon Advertising

Amazon Tests Search-Based Retargeting, The First Time Its Search Data Leaves Its Walls | AdExchanger

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