Amazon広告Q1から引き続き成長率130%越え。広告主と直接取引も進める同社広告ビジネスの強みと戦略

Pocket
Share on LinkedIn
LINEで送る

先週Amazonが2018年第2四半期の決算を発表しました。Q1に引き続きAWSの好調さに関心が集まっていますが、このブログで注目したいのは、またしても爆増を記録した広告事業です。過去記事「成長率139%のAmazon広告事業。Google・Facebookとのデジタル広告3強時代の幕開け迫る」も併せてご覧ください。

画像:Amazon – Investor Relations – IR Home

先週木曜日にAmazonが発表した2018年Q2決算内容は、売上高が529億ドル、そのうちAWSが前年同期比49%増の61.1億ドルとなっています。そして、2018年Q1に139%増の20.3億ドルを記録した広告事業ですが、Q2も引き続き大きく成長し、132%増の21.9億ドルとなっています。eMarketerはAmazonの広告売上が2019年までに32億ドルほどになると予測していますが、このままのペースでいけば40-50億程度まで成長が見込めそうです。

Amazonが広告ビジネスで優先していることとして、広告主向けのより良いツールの開発と、広告効果を証明するためのより優れた計測方法を挙げた上で、同社のCFO(最高財務責任者)Brian Olsavsky氏は「私たちは広告による直接的な効果を示すことのできるユニークな位置にいます」とコメント。実際、Amazonは自社プラットフォーム上で広告を配信しつつ、広告主に対してそれらの広告によってセールスが上がったことをレポートすることができます。直販を行っていないGoogleやFacebookと比べて、この点は今後かなり大きな強みになるでしょう。

さらに、Amazonは今年に入っていくつかの広告オファーの改善策を講じています。その中で押さえておきたいのは、代理店を経由せずブランド広告主と直接取引を行い始めている点でしょう。Googleで様子見となっているリターゲティング広告のテストも行っているようです。

Amazonが同社プラットフォーム上でGoogleやFacebookと同じようにプログラマティック取引を行える技術を提供し始めたことで、ブランド広告主や代理店は、より多くの広告予算をAmazonへ使うようになってきています。Facebookの2018年Q2の広告売上130億ドルと比べれば、まだAmazonによる広告売上の規模は大きくはありませんが、前回もお伝えした通り、Google、Facebook、Amazonの3強(Tripoly)時代が近付いていることは疑いようがなさそうです。

参考:
Amazon – Investor Relations – IR Home

Understanding Amazon as an Advertising Platform – eMarketer
Amazon ad sales top $2 billion, its fastest-growing segment | Digital – Ad Age
Amazon posts second $2B quarter for ad sales as explosive growth continues | Marketing Dive

The following two tabs change content below.
アメリカをはじめ、海外のデジタルマーケティングに関する情報を 海外の情報源から集め、最先端のトレンドを提供しています。 皆様のビジネスに役立つ記事づくりを目指します。