Global Mobile Internet Conference Beijing 2014

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GMIC北京2014(グローバル・モバイル・インターネット・カンファレンス 北京2014)

図1

GWC(長城会)主催のGMIC(グローバル・モバイル・インターネット・カンファレンス)はモバイルコンテンツ業界では最も影響力のあるグローバルカンファレンスと言われており、毎年5月に北京、10月にシリコンバレーで年2回開催されます。今年もGMIC北京2014年が5月5日~6日の2日間にわたり中国最大のコンベンションセンター会議場である北京国家会議センターで開催されました。

GMIC 北京2014では、「次なる50億の結集」をテーマに、ウェアラブル・デバイス、モバイルインターネットファイナンス、ペイメントソリューション、エンターテイメントコンテンツを含む最新のモバイルテクノロジーの利用を通し、どのように私たちのライフスタイルが変化していくのかを議論し合う目的で世界的なリーダーや有力者が集結しました。

今回はGMIC北京における各企業の講演内容を幾つか紹介致します。

 

図2

画像出所:長城会

 筆者出席のGoldメンバー主会場は満員。

図3

画像出所:長城会

 長城会創業者兼CEOの文厨氏は開幕式で長城会の理念及び将来発展について紹介。

 

図4

画像出所:長城会

 中国インターネット協会理事長邬贺铨氏は「3Gと4Gはモバイルインターネットの時代を発展促進しました。2020年に中国は5G時代に入って、そしてモバイルインターネットのAPPがより盛り上がって、例えばウェアラブル・デバイス、モバイル医療サービス、モバイル決済、位置サービス、IOTサービス、モバイル検索、クロスプラットフォームインタラクティブ等非常にチャンスがあります」と述べました。

 

図5

画像出所:長城会

 大阪大学ロボット研究所所長石黒浩氏は美女ロボットを連れて登壇し、スマートロボット技術の将来を展示。これからスマートロボットは我々の生活にとって益々不可欠なモノになる可能性を感じました。

 

図6

画像出所:長城会

 Tencent COO 任宇昕氏は Tencentの新戦略及びポジショニングについて「Tencentは繋がるビジネスをしている会社です」と説明。「モバイルインターネットの未来は全ての物を繋げる。アントレプレナーとして繋がるビジネスは凄く将来性があり、Tencentも将来、繋げる、繋がるビジネスプラットフォームを運営し、他のビジネス会社への繋ぎこみをサポートしていく。」と述べた。同氏は「Tencent QQとWechatは人と人を繋げ、Tencent空間とTencentゲームは人とオンラインサービスを繋げ、先日4億US$出資した大衆点評(中国のぐるなび)は人と日常生活サービスを繋げ、最近中国で凄く流行っているタクシーを呼ぶApp滴滴打車は人とタクシーを繋げている(Tencentが4500万USD出資)。今後人と世界及び周辺環境をどうやって繋げるのか、は非常に魅力的なビジネスモデルで、でも簡単じゃないので、容易な事から始まりましょう」と述べました。

 

図7

画像出所:長城会

 UC WebのCEO俞永福氏は「神馬モバイル検索」2011~2014の発展状況について説明。「神馬モバイル検索」は2014年1Qで中国モバイル検索市場シェアの20%以上を占めている。モバイル検索は全く新しい考え方が必須で、ユーザーインターフェース、ユーザーニーズ、ユーザー状況等が非常に重要。従来のPC検索も考え方を変える必要があり、モバイル検索は従来のテキスト検索ではなく音声の検索時代になり、5年後には従来のモバイルテキスト検索シェアは50%以下に減少し、モバイル音声検索シェアが50%以上に上昇すると述べた。

 

図8

画像出所:長城会

 中国の三大通信キャリア中国聯通、中国移動、中国電信は「双100計画」を共同で発表しました。月間売上100万元(約1700万円)以上のゲーム100タイトルを3社で共同プロモーションすると発表。今後ゲームデベロッパーはキャリアプラットフォームで自分のゲームをリリースした後、同時に三大通信キャリアのプラットフォームにもリリースし、且つ共同運営していく事が可能に。モバイルゲーム領域でリソース統合及び提携し、Tencent、百度、中国手遊の競合3社に挑む構図。

 

図9

図10

画像出所:長城会

 長城会創業者兼CEOの文厨氏と新浪微博CEO王高飞氏がディスカッション。新浪微博CEO王高飞氏は「微博のビジョンは人々が新聞を読んでいなくても、テレビを見ていなくても、微博が時間と空間の制限を越え、ユーザーの欲しい世界各地の情報を全て収集できるようにする事。」と述べた。

 

今回の私の感想をKWで述べると以下の様になる「中国国内市場競争激化」、「スマートフォンからスマートロボットへの進化」、「スマートカーに大注目」、「モバイル医療サービスの市場ニーズ」、「Appsの多様化」、「繋がる」、「モバイルECの急激発展及び市場の巨大」、「クオリティの高いゲームでないと生き残れない」、「中国のアプリは世界に進出する」、「外国で人気がないゲームは絶対に中国で成功できない」、「ローカライズ化」。

 

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李延光

中国湖南大学電子工学専攻を卒業後、中国Baiduを経験し、2004年に私費留学生として来日。東京工科大学大学院ビジネススクールでアントレプレナーシップを専攻し、Master号を取得、日本ベンチャー学会正会員。主に検索エンジン及び中国に於けるインターネットマーケティングを研究。卒業後、EricssonのコンサルタントとTurbolinuxのウェブマーケティングリーダーを経験し、日中ビジネスの架け橋を開始。2011年オプトに入社し、ずっと海外事業を担当し、現在主に中華圏のビジネスデベロップメントを行っている。

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