飛び込むべきかオプトアウトか。ついにFacebookがライブ動画内のミッドロール広告テストを開始

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いよいよFacebookライブ動画内に広告が入ります。先週月曜日、Facebookが大手パブリッシャーパートナーとのテストを開始したことを正式に認めたと、AdAgeが伝えています。

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画像:Live | Facebook

当ブログでもお伝えしましたが、ここ数ヶ月にわたり、ライブ動画にコマーシャルの時間をはさみ込む可能性を示唆し続けてきたFacebook。ザッカーバーグ氏が「プリロール広告は動画の視聴体験を損なう」と明言している点や、動画製品部門のFidji Simo氏の今までの言動から予想できた通りに、同社はミッドロール広告のテストを開始しました。プリロール広告はYouTubeをはじめ、様々なところで既に実施済みですが、今回の「ライブ動画内で配信されるミッドロール広告」というのが、何よりの注目ポイントです。

Facebookのミッドロール広告は、パートナーパブリッシャーが配信する5分以上のライブ動画内に「15秒以下」で出稿できると、Facebookと同広告フォーマットに関して議論を行ったという代理店のエグゼクティブは伝えています。また、パブリッシャーはどの業種の広告主がミッドロール広告を出稿できるかをコントロールすることができると、パブリッシャー側の関係者はAdAgeにて伝えています。

懸念点としては、いくつかのパブリッシャーが”悲劇”や”大惨事”といった「広告配信に馴染まないコンテンツ」をライブ動画で伝えることがある中で、ブランド企業が広告配信を避ける可能性が挙げられます。関係者によれば、Facebookは広告主に対して、ミッドロール広告は、Facebookプラットフォームに現在出稿されている動画キャンペーンから配信されるものの、ライブ動画への広告配信をオプトアウトすることも可能であると伝えているようです。これに対して、前述の代理店エグゼクティブは「ミッドロール広告がどれだけの成果をあげているのかのレポートもなく、どこに配信するのかもコントロールできないため、すぐにオプトアウトを行いたいと考えました。」とコメントしています。

過去記事「大統領選に向け過熱するライブ動画配信。TwitterやFacebookなど押さえておきたいデジタルメディアの動き」でもお伝えした通り、ライブ動画はソーシャルメディアプラットフォームにとっての”主戦場”となっています。代理店である22squaredのビジネス開発ディレクターChris Tuff氏は「もしブランド企業がFacebookライブ動画用に斬新でクリエイティブなコマーシャルをつくれば、Facebookライブ動画は”本物”の広告チャネルになるでしょう」とAdAgeにて伝えています。

日本でもスポーツ、音楽、政治を中心に、放送局などプレミアムコンテンツを作れる会社にマネタイズのチャンスが生まれる事になるでしょう。Facebookライブ動画のミッドロール広告によって、大きく市場が動きそうです。

参考:
Live | Facebook

Facebook Is Testing Mid-Roll Video Ads in Facebook Live | Digital – AdAge
Facebook Testing Mid-Roll Ads in Live Videos, Reducing Clickbait Headlines – VideoInk
Monetizing ‘Live’? Facebook Now Testing Mid-Roll Ads Inside Broadcasts – Tubefilter

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