パブリッシャーなら知っておきたいMPP Globalのメディア向けマーケティングオートメーション「eSuite」とは

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メディアを取り巻く環境は日々変化を続けています。「ジャーナリズムのNetflix」と呼ばれているオランダのスタートアップ「Blendle(様々なメディアのニュースを記事単位のマイクロペイメントで読めるマーケットプレイス)」が、ドイツでの成功を足がかりに先月米国でサービスをローンチするなど、テクノロジーの進化によって”無料化”への期待と圧力がかかっていたネットコンテンツに対して、良質なコンテンツへの”有料化”の波がきているのかもしれません。

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画像:Media & Entertainment Content Monetisation, CRM & eCommerce | MPP Global

そこで今回ご紹介したいのが、新聞や動画といったOTTサービスのコンテンツマネタイズをサポートするソリューション「eSuite」を提供し、PHILIPSやSky、THE TIMESなどをクライアントとして抱える英国拠点のMPP Global。

CRMとeコマース機能をクラウドで提供しているeSuiteを利用することで、パブリッシャーはオンラインおよびオフラインでコンテンツを利用している読者の顧客ライフサイクル管理を”一元的”に行うことができます。

有料会員獲得を実施するための「(デジタル)メディア向けマーケティングオートメーション」を提供していると言えそうなeSuiteですが、その中でも特に注目なのが、メータリング技術(Metering technology)です。

Metering
画像:Metering: More than Just Paywalls – YouTube

メータリングの主な利用法として

  • 「○○記事までは無料」というソフトモデル
  • プレミアムコンテンツには課金を行うフリーミアムモデル
  • 全てのコンテンツが有料のハードモデル

がありますが、他にもこのメータリング技術を利用したペイウォール(無料/有料コンテンツの”壁”をつくる)機能を使うことで、1記事毎に支払いを行うマイクロペイメントや、セクション毎の支払いを求めるなど、メディア側で自由に設定することができます。

また、メータリングによるペイウォール機能でコンテンツを軸に収益をあげるだけではなく、ユーザーをセグメント化しパーソナライズ化されたコンテンツを提供することでUXを高めたり、無料オファーからソーシャルサインオンを含むユーザー登録を促すことで精度の高いオーディエンスデータを収集したり、モバイル、ウェブ、スマートTVなどの異なるプラットフォームからオフラインの印刷版コンテンツまでをバンドルして課金したりと、パブリッシャーが行いたいことを最大限にサポートしてくれるのがeSuiteの特徴です。

昨年12月にはポーランドの大手メディア企業Gremi Business Communication(GBC)が、メディアサイトを訪れる無料会員の匿名ユーザーとのエンゲージを高め、そこからロイヤルカスタマー(有料会員)へと育成するべく、同社の運営する日刊新聞(Rzeczpospolita)サイトを皮切りにeSuite利用を進める動きを見せるなど、”コンテンツ有料化の波”の中で、同ソリューションへのニーズはこれからますます高まりそうです。

参考:
Media & Entertainment Content Monetisation, CRM & eCommerce | MPP Global

Gremi Business Communication Launches Metered Paywall with MPP Global – WAN-IFRA
Metering: More than Just Paywalls – YouTube
Shaping The Future -How Some Newspapers Are Leading The Way – YouTube
Pay-per-story news service Blendle comes to the US | TechCrunch

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