2016年の売上予測は3億ドル。Facebookと肩を並べるSnapchatの成長スピード

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2016年の売上を少なくとも3億ドルと予測しているSnapchat。広告販売プロセス自動化に向けたAPI公開の動きも報じられた同社成長の軌跡は、以前のFacebookを彷彿とさせます。

Snapchat
画像:Snapchat

2014年10月まで広告を販売していなかったものの、2015年Q4のランレートで売上1億ドルに到達したと見られているSnapchat。広告主はまだSnapchatを実験的に使っている段階であり、ビジネスの正確な見通しを立てるのは難しい状況ではありますが、4年目を迎えた同社による今年の売上予測は3-3.5億ドルであると、複数の情報筋が伝えています。

Snapchat

  • 売上3億ドル到達までにかかった時間:4年(予測)
  • 創業:2012年
  • 2016年売上(予測):3-3.5億ドル
  • 評価額:160億ドル

Facebook

  • 売上3億ドル到達までにかかった時間:4年
  • 創業:2004年
  • 2007年売上:1.5億ドル
  • 2008年売上:2.7億ドル
  • 評価額(2008年):150億ドル

Twitter

  • 売上3億ドル到達までにかかった時間:6年
  • 創業:2006年
  • 2011年売上:1.0億ドル
  • 2012年売上:3.1億ドル
  • 評価額(2012年):85億ドル

今年の1月には、今後の広告販売プロセスの自動化に向け、サードパーティにAPIを公開していくためのアドテクプラットフォーム自社構築および買収を検討していることを報じられていたSnapchat。この計画を実際に知る代理店のエグゼクティブは「Snapchatの2016年の目論見は、同社プラットフォーム上でより多くのeコマースの機会を創出することと、オーディエンスの構築を行っていくことです。」と語っています。

APIをオープンにすることでより多くの広告が流れ込むとともに、それが原因でUXが損なわれ、ユーザーが離れてしまう懸念があることはご存じの通り。クオリティをコントロールするために、PinterestのようにクローズドなAPIを構築し、選ばれた企業だけが広告を出稿できるようにするのも選択肢の1つですが、CEOのEvan Spiegel氏を始め、アドテク周りのノウハウに乏しいであろうSnapchatがどのような戦略を立てて実行していくのかに注目が集まります。

また、APIだけでなく、アプリ内でのアカウントサーチをよりスムーズに行うための機能強化など、まだまだ改善の余地が見られるSnapchat。とはいえ、今年は米国大統領選挙も控えており、IPOを視野に入れている同社の拡大スピードはこれからますます速くなりそうです。

参考:
Snapchat

Snapchat Expects Revenue of $300 Million or More This Year | Re/code
Snapchat revenue vs. Facebook, Twitter – Business Insider
Snapchat is building an ad technology platform
Snapchat Looks to Buy Ad Tech Startups Like Beeswax and Metamarkets | Re/code
What Snapchat’s ad API means for advertisers and Snapchat – Digiday

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