CVR2.7%増!Jivoxが元イーベイのCMO獲得とソーシャルプルーフエンジンのTaggstarと提携発表

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先月半ばに元イーベイのCMO、Robert Chatwani氏を取締役会に迎え入れることを発表したJivox。第三者配信による動的広告ソリューションを提供する同社は、さらに今月8日、ソーシャルプルーフエンジン(Social Proof Engine)を持つTaggstarとのパートナーシップを発表しました。

VPAID
画像:Adrime Vast/Vpaid Previewer

元々Jivoxが注目されたのは、2010年6月、IAB(米国インタラクティブ広告協議会)が提唱する動画広告フォーマットVAST(Video Ad Serving Template)およびAPI規格VPAID(Video Player-Ad Interface Definition)に準拠したことがきっかけでした(上画像はVAST/VPAIDを使ったリッチな動画広告例)。以降、Jivoxを「動画に非常に強いプレイヤー」として認知されている方も多いでしょう。

今回のTaggstarとのパートナーシップによって、広告主はパーソナライズ化された広告に、リアルタイムでソーシャルプルーフを表示させることができるようになります。

Social Proof
画像:Social Proof Messages | Taggstar – Technology

ソーシャルプルーフとは、「多くの人が行っている行動は正しいだろう」と他者の意見を参考にして判断を行う現象を表した社会心理学用語です。たとえばeコマースでは「現在59人のユーザーがこの商品を見ています」や「24時間以内にこのアイテムは42回購入されています」といった「他人の行動情報」をユーザーに表示することで、購買意思決定をサポートする機能として利用されています。

実際に、英国で4番目に大きなオンライン小売業者Shop Directが18ヶ月に渡り、Jivoxを通じて配信した動的広告にTaggstarのソーシャルプルーフエンジンを活用したメッセージを追加した結果、CVRが2.7%アップ(=売上2000万ドル増)するなど、その効果は折り紙つきです。Jivoxを利用しているECサイトが、今回のパートナーシップによって、今後さらに広告予算を増やすことは十分考えられます。

Taggstarの社長Marjorie Leonidas氏は、「オフラインでショッピングをしている時は友人の意見を聞いて決断することもありますが、オンラインショッピングは一人きりの体験です。オンラインで買い物をしているユーザーが、購入しようか迷っている時に、自分の判断が正しいのかどうかについて”バーチャルな意見”を与えてくれるのがソーシャルプルーフです。今回のJivoxとのパートナーシップによって、オンライン小売業者のセールスCVRをあげられるだけでなく、ユーザーがサイトを去った後、もしくはまだサイトを訪れていない段階でさえ、ユーザーが気に入るであろう商品ページにトラフィックを流すことができます。」とコメントしています。

Criteoのようなダイナミッククリエイティブ×リターゲティングにソーシャルの要素が加わり、さらに元イーベイのCMOの知識と経験が加わったことで、eコマース広告主だけでなく、ブランド広告主やクリエイティブエージェンシーにとっても、Jivoxは今後さらに魅力的なプレイヤーになりそうです。

参考:
Jivox | Press | Jivox Brings Power of ‘Social Proof’ to Digital Ad Campaigns in E-commerce Through Taggstar Partnership

Former eBay CMO Robert Chatwani Joins Jivox’s Board of Directors | Business Wire
Jivox | Press | Jivox One of The First Interactive Online Video Ad Platforms to be VPAID and VAST Certified
Adrime Vast/Vpaid Previewer
Social Proof Messages | Taggstar – Technology

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