ついにディスプレイが検索を越える!2016年最新の米国デジタル広告費予測をチェック

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動画とネイティブ広告の成長にともない、2016年、ついに米国におけるディスプレイ広告費が検索広告費を上回ることになりそうだとeMarketerは伝えています。

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画像:US Digital Display Ad Spending to Surpass Search Ad Spending in 2016 – eMarketer

検索、ディスプレイ広告費予測をそれぞれ比べてみると、検索広告は前年の265.3億ドルから2016年は292.4億ドルへと増加、しかしそれを上回り、ディスプレイ広告は261.5億ドルから321.7億ドル(デジタル広告費全体の47.9%)まで成長すると見られています。

なお、ディスプレイ広告の内訳は下記の4つとなっています。

  • バナー系(ネイティブアド含む):133.9億ドル
  • 動画:95.9億ドル
  • リッチメディア:74.2億ドル
  • スポンサーシップ:17.7億ドル

近年、大きく成長しているリッチメディアですが、2016年の成長要因はアウトストリーム広告のさらなる伸びと見られています(FacebookやTwitterなどのインフィード動画が大きいと言えるでしょう)。もともとeMarketerは、2015年までにディスプレイ広告費が検索広告費を上回ると予測していたため、当初の予想からは少し遅れる形となりそうです。

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画像:US Digital Display Ad Spending to Surpass Search Ad Spending in 2016 – eMarketer

また、デバイス別で見ると、モバイルの検索広告は2015年の136.2億ドルから185.4億ドルに増加し、さらに来年以降も順調に伸びていく予測である一方、デスクトップの検索広告は2015年に引き続き、前年比で約20億ドル減になる見通しです。

YouTubeやDoubleClickを抱え、バナーや動画でも広告費を稼いでいるGoogle。とはいえ、未だに検索で圧倒的なシェアを持つ同社にとって、検索広告費の減少(予測)が持つ意味は大きいはず。今後、売上は増えつつ利益が減少するなど、読みにくい動きになるかもしれません。

一方、2015年の米国ディスプレイ広告市場においてシェア約30%(Googleの2倍以上)を持つと言われるFacebookは、マーケットリーダーへの道を着々と突き進んでいます。実際、インフィード広告や動画広告など、Facebookがマーケットを切り開いているといっても過言ではないでしょう。

参考:
US Digital Display Ad Spending to Surpass Search Ad Spending in 2016 – eMarketer

US Display Spend Will Overtake Search In 2016 [eMarketer]
eMarketer Report Shows U.S. Display Ad Spending Overtaking Search | Re/code

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