2017年にモバイル広告費がデスクトップの3倍に。成長を続けるプログラマティック市場予測!

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eMarketerによれば、2017年までに米国ディスプレイ広告は大半がプログラマティック取引になり、モバイルの広告費はデスクトップの3倍以上になると見られています。プログラマティック取引は2015年から、その主戦場がモバイルに移行していることに注目です。

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画像:Mobile Programmatic Display Ad Spend to Eclipse Desktop as Automation Grows – eMarketer

2015年におけるモバイルのプログラマティック広告費は93.3億ドルになる見通しですが、その数字はさらに成長を続け、2017年には204.5億ドルになる、とeMarketerは予測しています(上左図参照)。一方、デスクトップの2017年プログラマティック広告費は、2015年の61億ドルから微増の63.4億ドルになる見込みで、プログラマティック市場のシェア自体は2014年の57.0%から23.7%まで落ちると見られています。

モバイルマーケティングのFiksu社CSO(最高戦略責任者)であるCraig Palli氏は、「去年までモバイルのプログラマティック取引は”実験”程度に行われるレベルでしたが、今年に入って、大手ブランドは『モバイルを通じて消費者にアプローチしなければ競合にやられてしまう』と気付いたようで、その予算を大幅に増やしています。」とコメントしています。

Googleアドワーズがバナー中心のネット広告を変えたように、Facebookの開発したインフィード型広告がモバイル広告の世界を大きく変えました。そして、モバイルウェブおよびモバイルアプリのパブリッシャーは、段々とインフィード型にデザインを変更しようとしています。そして、eMarketerのレポートでも紹介されている通り、今後のプログラマティック市場の牽引役として注目しておきたいのが「動画」および「ネイティブアド」です。

動画の成長に関して、eMarketerは2017年には広告費が37.9億ドル、プログラマティック市場のシェアは18.5%になると予測しています(上右図参照)。なお、上右図の「動画(Video)」はインストリーム動画広告のみで、ネイティブ動画やインフィード動画は入っていません。

プログラマティック市場はモバイルを中心に成長を続けると見られていますが、ブランドセーフティやビューアビリティの問題など、懸念点も残っています。

参考:
Report: Mobile To Dominate Programmatic Advertising, Leave Desktop In The Dust

Mobile Programmatic Display Ad Spend to Eclipse Desktop as Automation Grows – eMarketer

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