Twitter Gnip買収と新しいモバイルアプリプロモーションツイート

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 Twitterついて2つの記事の紹介。

最近ニュースの多いTwitterのニュースをまとめています。
今回紹介するのは下記の2つ記事についてです。

①TwitterのGnip買収。
②モバイルアプリプロモーションツイート

 

 

①TwitterのGnip買収について

TwitterはGnipというデータ提供を事業として行う企業を買収した。
Gnipの紹介と、Twitterの展望について語りたいと思う。

 

Gnipとは

メディアのデータをCLや代理店へ提供(仲介)している企業で、過去のつぶやきの”Firehose”をソーシャル分析企業、ブランド企業、
マーケティングエージェンシーに提供している。Gnipは3社あるTwitterデータの正規販売企業の内の1社であったが、Topsyは12月にAppleに2億円以上で買収された為、それ以来ツイッターの正規販売企業から除外されている。
※Gnipの他にDataSiftとTopsyが正規販売企業、NTTデータがTwitterデータを販売している。

昨年Twitterは、”ライセンス料”と”その他収益”によって7,000万円を稼いでおり、上記はTwitterの合計収益の11%程度である。それ以外の収益はすべて広告による収益となっている。

 

Twitter VP Jana Messerschmidtのブログでのコメント

GnipはまだTwitterデータを少し活用しているだけです。今後TwitterとGnipが一緒に取り組みを行う事で、より高度で豊富なデータを提供する事ができると考えています。

Gnipが提供するデータを受ける企業は、Gnipのユニークなデータを利用して、イノベーションによりドライブをかける事ができると考えています。

TwitterはGnipの持つ成長中の広告主を基に、利用可能なデータを拡大して行く予定です。
GnipのBoulder-basedチームとの連携し、GnipとTwitterの既存の公開APIを介して、さらにデータプラットフォームを拡大させます。

 

Gnipの今の状況

Gnipはまだまだ若いサービスで、モバイルアプリやソーシャル·メディアを分析するシステムに
デジタルとソーシャルメディアデータを供給するサービスとして、ようやく波に乗って来た所。

 

GnipのCEO Chris MoodyのAdAgeでの昨年のコメント

Gnipはクライアント数を徐々に増加させており、今後もより多くのビジネスシーンでTwitterデータは活用されるでしょう。
Gnipのデータはマーケティングで使用する事から、セールスインテリジェンス、サプライチェーン、製品開発まで幅広く活用可能です。

例として、小売店はTwitterのデータから学ぶことが多いようです。なぜ製品が最近売れ行きが良くないか。。。等

またTwitter分析はコーラやナイキにおいてのみ使われるのではなく、サプライヤー企業でも使用されるようになっています。
さらにGnipは海外市場でも成長できる可能性があるとも考えています。

 

買収に対する2つの疑問

  1. Gnipの競合であるDateSiftが今後どうなるか。
  2. DateShiftがフルTwitterデータフィードを供給し続けられるか。

※背景として1月にDateshiftは大手広告代理店のWPPとパートナーシップを締結。

 

今後の市場動向予測

FacebookやGoogle等のデータ利用で成長中の企業は、こぞってGnipのサービスに飛びつくと考える。
さらに、Gnipのデータを使用している企業は、Gnipの提供するサービスの変化とTwitterの競合からのデータフローにおいて限度を感じるかもしれない。日本ではホットリンクが、GNIPが提供するTwitterデータ等の日本における独占販売代理契約を締結している(2013年10月)。

※買収の条件は明らかにされていない。

 

②10億のデバイスにモバイルアプリをプロモーションが可能に!!

新しいモバイルアプリプロモーションツイートとは

大量のモバイルアプリ(アプリはMoPubのモバイルアドエクスチェンジを使用)に対して、Twitter上でも、Twitter以外でもプロモーションする事ができるサービス。

モバイルエコシステム全体で見ても比較できないほどの規模のアプリプロモーションをマーケターに実施する事が可能になります。

 

MoPubのマーケットプレイスについて

  1. 10億以上のユニークデバイスにリーチ可能
  2. Androidとi-Phoneのアプリケーションへ、1300億以上の広告リクエストが可能。(毎30日)
  3. 世界で最も大きいモバイルのアドエクスチェンジの1つ
  4. Twitter上の2億4,100万以上のアクティブユーザーと、10億以上のTwitter以外モバイルデバイスに対して、同時配信が可能。

 

Mobile app promotion suiteについて

①MoPubはターゲティング、クリエイティブ、計測ツール
(Twitterの広告主がより効果的にモバイルアプリのプロモーションをする)を開発
②上記はプレイベートβ版でテスト中
③上記を使用する事で、ユーザーがTwitterのタイムラインから直接簡単に、
アプリをインストールする事が可能
④Spotify,HotelTonight,Kabam,Deezerはβ版参画企業ですが、
本機能からしっかりと結果が出ている事を感じている。
⑤他のβ版参画企業として、チケット検索エンジンのSeetGeekが上げられますが、
SeetGeekはモバイルアプリプロモーション機能のいくつかをテスト中。

 

SeetGeekの共同設立者 Russ D’Souzaのコメント

私たちは今の所、Twitterでのモバイルアプリインストールキャンペーンのパーフォーマンスに
とても感激しているよ。キャンペーンは一貫して、高い質の大変アクティブなアプリユーザーを量産してくれている。
現存する他のモバイルアプリプラットフォームの大部分は何もしていないようなもんだ。

 

GREEのマーケティング副代表 Sho Masudaのコメント

私たちはGREEのアプリユーザー(潜在ユーザー)はTwitter上に沢山いて、
Twitter上で彼らにリーチし、アプリをダウンロードしてもらうように仕込むのは、とれも良い方法だと思っている。
MoPubの初期結果はとても良く、より大きな規模で実施できる事を楽しみにしているよ。

 

Get Taxiのグローバルマーケティング副代表 Rich Pleethのコメント

※Get TaxiはTaxiアプリのリーディングカンパニー
TwitterはAcquisition数を増加させてくれ、β版の結果にとても満足しているよ。
エンゲージメント率は素晴らしく、満足しているけど、私たちは大変良い結果を見れただけでなく、
いくつかとても良いインサイト(消費者インサイト??)も学ぶことができたんだ。

 

The Twitter Publisher Networkについて

①Twitter Publisher Nework上でキャンペーンを運用する為に、
広告主はads.twitter.com上で直接キャンペーンを設定する事が可能。
②Twitter Publisher NeworkはMoPubのアドエクスチェンジがリーチする、
千以上のアプリと10億/月間以上のデバイスで構成。
③Twitter Publisher Nework上で走るキャンペーンは、
MoPub Exchange上で自動にプログラムに基づいて入札。
MoPub Exchange上ではMoPubのDSPパートナーが公平に競争している。
④プライベートβ版はアメリカの広告主に対して利用可能。
⑤モバイルアプリプロモーションツイートは、ターゲティングと計測機能を併せ持っており、
広告主は簡単にPromoted Tweets経由でon-Twitter App Promotionを実施可能。
またMoPub経由でoff-Twitter広告を同時に実施する事も可能。

 

 

Stay tuned

私たちはマーケターや開発者に対して、この新しいサービスを提供する事にわくわくしています。
Twitter CardやPromoted Tweetsを使って、モバイルアプリのインストールにドライブをかける事を助けていきたいですし、
MoPubの規模、Twitter Publisher Networkを今後も影響力の強いものにしていきます。
大規模且つ、リッチでしっかりとターゲティングできるプラットフォームを作ったのは、まだまだ初めの一歩です。

このプラットフォームは、マーケターの高いROIとユーザーエクスペリエンスの向上に貢献していく為に、サービスを強化していきます。

 

今回のモバイルアプリインストール広告は、Facebookのモバイル広告収入の拡大に大きく寄与しそうです。
最近ネガティブな情報の多かったTwitter。特にマネタイズが不十分・ユーザー離れが増えてきたイメージがありましたが、いきなり飛躍しそうです。データの量×配信媒体×分析はの3つのバランスが大事で、どこのソーシャルメディアが抜き出るか楽しみな状況です。
今年度は、なかなかマネタイズできていなかった、ソーシャル広告の需要増えて、飛躍の年となりそうです。

参考:
http://adage.com/
https://blog.twitter.com/

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米国San Francisco在住のWebマーケッター。日本で5名のGoogle Adwordsトップレベル ユーザー「 ウェブマーケティングプラス」ブログやセミナーを通じ情報発信を行っています。解析ツールのデータ分析からウェブサイトのデザイン改善まで、集客の最適化だけでなくウェブサイトの獲得効率化などに注力して活動中。