動画1表示わずか2セント。ますます高まるInstagram広告に関してマーケターが注目しておきたい3つのこと

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日本でもInstagramの動画広告が急速に注目を集めています。動画1表示あたりの最安値が「2セント」と、YoutubeやSnapchatなどと比べても遜色ない料金設定(TubeMogul調べ)となっており、これから一気に広がる可能性を秘めています(Instagramの動画広告はFacebookと同じく3秒表示で1カウント)。

Instagram rainbow
画像:Instagram video ads called ‘highly efficient’ at 2 cents a view – Digiday

「CPMは平均すると3ドルほど。Facebook中心にマーケティングを行うのと比べて、かなり効率がよいです」と語るのは、ブランド企業のInstagram広告出稿をサポートするアドテク企業関係者。Salesforceは、Instagram上の平均CPMを6.29ドルと発表しています。

“親”であるFacebook広告と肩を並べつつあるInstagram広告ですが、同社広告の”これから”を考えるにあたって、特に注目しておきたいのは下記の3点です。

1. 広告の品質管理

ここ最近までは、限られたブランド広告主のみしかInstagramの”プレミアム”な広告枠に入札することができませんでした。今まではInstagramが全てのスポンサード画像と動画をチェックするという”ブティック”のようなアプローチを取っていましたが、この夏に広告用APIの正式公開が発表されています(詳しくは過去記事「GoogleでもTwitterでもない!2017年にモバイルディスプレイ広告の覇者はInstagramで決まり?」を参照)。

2. クリエイティブのコントロール

(1と関連しますが)いまだにクリエイティブに対するコントロールを行っているInstagram。しかし、SalesforceやKenshoo、Nanigans、Sprinklrといったパートナー企業を通じた出稿も顕著になってきており、今までのようなクリエイティブのコントロールが難しい状況になってきています。

3. プレミアムな広告フォーマット

Instagramの動画は、YouTubeのプレロール動画やFacebookの動画広告よりも価値が高いだろうと語るのは、デジタル広告エージェンシー22squaredのビジネス開発部門長であるChris Tuff氏。その理由として、「Instagramは基本的にモバイルの画面全てを独占して広告を表示します。全画面のスポンサード画像よりも自動再生動画を無視する方が簡単ですから」と、Digidayにてコメントしています。

とはいえ、「InstagramかFacebookか」と、単純に各プラットフォームを比較することに意味はありません。

実際にメルセデス・ベンツやStuart Weitzman(ファッションブランド)など、InstagramとFacebookの両プラットフォームの広告キャンペーンをうまく組み合わせ、より高い広告効果を上げる広告主も出始めています。

Salesforceによれば、Facebookと比べてInstagram広告はCTRが約2倍(Facebookの0.84%に対して1.5%)となっており、今のところ、Instagramの広告スペースが”プレミアム”であることは間違いなさそうです。しかし、これからより多くの広告が出稿されることでクリエイティブのコントロールがきかなくなり、結果として広告の品質が落ちてしまう可能性もある点には注意が必要です。

参考:
Instagram video ads called ‘highly efficient’ at 2 cents a view – Digiday

Stuart Weitzman Ad Campaign Uses Instagram Video, Facebook Targeting and Cool Cinemagraphs | Adweek
Mercedes Boosts Web Traffic by 54% With Facebook and Instagram Combo | Adweek

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