強みに集中するTwitter。Project Lightningに続きライブイベントを最大限活用するイベントターゲティングを発表

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6月に発表された「Project Lightning」に続き、Twitterは新しいターゲティング手法「イベントターゲティング」の提供を開始しました。「イベントターゲティングはProject Lightningとは別物ですが、将来的には相乗効果が見込めるでしょう」と、TwitterのシニアディレクターであるAmeet Ranadive氏はBusiness Insiderにてコメントしています。

Event insights画像:Introducing event targeting | Twitter Blogs

「Project Lightning」はTwitterプラットフォーム外にも埋め込みが可能で、主にTwitter非会員ユーザーをターゲットにしているのに対して、今回の「イベントターゲティング」は既存のユーザーを対象にしています(Project Lightningに関しては、過去記事「今月からTwitterに要注目!自動再生される動画広告とProject Lightningがマーケターにもたらすポテンシャルとは」を併せてご覧ください)。

今回発表されたTwitterの新機能「イベントターゲティング」は、下記3つの機能で構成されています。

  • イベントカレンダー:アメリカ・イギリス・フランス・ブラジル・日本の5ヵ国におけるスポーツやテレビ、政治など様々なジャンルのイベントを、ロケーション・日時・イベントタイプなどでフィルタリングして表示
  • イベントインサイト:リーチできるユーザー数・性別比・デバイスの内訳など、前年のイベント実績データを表示
  • イベントアクティベーション:カレンダーとインサイトを利用し、性別・言語・デバイスなどのセグメントを組み合わせたキャンペーンをワンクリックで作成

今までマーケターは、ライブイベント中にTwitterユーザーにリーチしたい場合、どのハッシュタグ、キーワード、アカウントをターゲティングするかに関して手作業と推測に頼らざるを得ませんでしたが、「イベントターゲティング」はそれらのプロセスを自動化するよう意図されています。

「イベントターゲティング」を利用したSocial Codeは、大手CPGクライアントがこの新機能を利用したところ、17.95%のエンゲージメント率および1エンゲージ毎のコストがわずか10セントという結果であったと伝えています。また、デジタルエージェンシーの英国Mindshareは、クライアントである自動車メーカーと金融会社が、ウィンブルドンテニスおよび全英オープンゴルフにて同機能を利用した結果、今までのターゲティング設定と比べて、エンゲージメント率が73%から110%に改善したと伝えています。

「イベントターゲティング」はまず大規模イベントのみを対象にしていますが、Ranadive氏は、これから小中規模のイベントでも同機能が活用できるように準備を進めていると伝えています。

「Project Lightning」にて新規ユーザーの獲得を目論見ながら、広告ビジネスでの売上をあげるための施策として、前回ご紹介した「動画の自動再生機能」、そして今回の「イベントターゲティング」を発表したTwitter。同社の強みであるライブイベントに集中して、着実にサービスを拡張しています。

参考:
Introducing event targeting | Twitter Blogs

Twitter’s latest tool for advertisers plays to one of its biggest strengths | Business Insider
Next Up For Twitter: Segmenting Audiences Based On Live Events | AdExchanger
Twitter’s Event Targeting Helps Marketers Zero In On Live Audiences

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