もう少し詳しく!米国のネット広告市場がテレビを上回った件について

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Ad revenue market share 2013

画像:IAB internet advertising revenue report

インターネット広告がテレビを上回った2013年の米国市場

米国インターネット広告の2013年における年間売上高が過去最高である428億ドル(前年比17%増)となったと同時に、インターネット広告がテレビ放送広告(ケーブルテレビ除く)の401億ドルを上回ったニュースは、既にご覧になった方も多いでしょう。

この記事ではさらに「広告フォーマット」と「業界別の広告予算シェア」を併せてお伝えします。

検索広告が依然トップ、モバイルの伸びも堅調

IABPwC Top Online Ad Formats by Revenue Share 2013 v 2012 Apr2014 1

画像:Key Trends Consistent As Online Ad Revenues Grow Another 17% in 2013

広告フォーマット別で見ると、検索広告が依然としてトップシェア(43%)を占めていますが、2013年は前年比で3%減しており、その予算がモバイル広告に流れていることがわかります。

モバイル広告のシェアを見ると、2013年は前年比の約2倍である17%となっており、今後もモバイル予算拡大の流れは加速すると考えられます(予算自体は2012年の34億ドルから2013年には71億ドル(前年比10%増)となっています)。

業界別の広告予算シェアには大きな変化なし

IAB Share of Internet Ad Revenues by Vertical 2013 v 2012 Apr2013

画像:Key Trends Consistent As Online Ad Revenues Grow Another 17% in 2013

2012年にネット広告全体予算の95%(約348億ドル)を占めていた上記の業界トップ10カテゴリー(小売、金融、自動車、通信、レジャー、消費財、コンピューター製品、医薬品&ヘルスケア、メディア、エンターテイメント)ですが、2013年はネット広告全体予算の90%(約385億ドル)を占める結果となっています。

まとめ

  • インターネット広告予算は全体的に増加傾向
  • 検索広告がトップシェア、モバイルの伸びは今後も続く
  • 特定の業界や商材がインターネット広告予算増加を牽引しているわけではない

日本でもインターネット広告がテレビを越えるのか?

2013年のインターネット広告費が前年比8.1%増の9381億円に対して、テレビ広告費は0.9%増の1兆7913億円となっており、ネットとテレビの広告費の差は未だに倍近くあります。しかし、インターネット広告における「効果測定」のノウハウが一般化し、費用対効果が明らかになるにつれて、インターネット広告の予算拡大は加速するでしょう。また、スマートテレビ化が進むことで、テレビ広告にもより「効果測定」が求められる時代になるのではと期待しています。

 

参考:
IAB internet advertising revenue report

Key Trends Consistent As Online Ad Revenues Grow Another 17% in 2013
2013年日本の広告費 – 電通

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