GoogleがTrueView広告のプログラマティック対応を発表!データドリブン動画広告時代の幕開けとなるか

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Googleが先週木曜日のプログラマティックI/Oにて、YoutubeのTrueView広告をプログラマティック・バイイングに対応させることを発表しました。この影響で、これから動画広告が一気にプログラマティック化する可能性が見えてきました。

DoubleClick Bid Manager

今までTrueView広告はAdWordsを通じてしか入札できませんでしたが、今後数ヶ月以内にGoogleのDSPであるDoubleClick Bid Managerを通じ、CPV(Cost Per View/視聴毎課金)で広告枠が購入できるようになる予定です。これにより、クロスキャンペーンのフリークエンシー調整、オーディエンスインサイトの把握、効果測定および請求が可能になります。

GoogleのプロダクトマネジメントディレクターであるRany Ng氏は「多くのブランド広告主がプログラマティック・バイイングに興味を示している現状を受けて、彼らの期待に応えられるよう、このプラットフォームに多くの投資をしてきました」と伝えています。Ng氏によれば、GoogleがTrueView広告を他の動画DSPに提供する予定は今のところないようです。

ブランド広告主にとってTrueView広告を利用するメリットは、(インストリーム動画の場合)5秒間のブランディングを行っても、ユーザーが動画広告ビデオをスキップした場合には料金がかからず、ユーザーが自ら動画を見ることを選んだ場合は、そこで興味/関心/意図を知ることができる点です。

今月初めにGoogleが伝えたところによると、インターブランド社による世界ブランドランキングのTOP100企業すべてが昨年TrueView広告を利用しており、TrueView広告を利用している広告主の95%がクロススクリーンのキャンペーンを運用しているようです。また、2014年にはTrueView広告を利用する広告主の数が45%増になったことや、65%のTrueView広告キャンペーンがブランドリフトに寄与しているといったGoogle発表を見る限り、TrueView広告の勢いは今後ますます加速しそうです。

P&Gが積極的にプログラマティック・バイイングを進めていることは以前ご紹介した通りですが、そのほか多くのブランド広告主のプログラマティック移行の流れを受ける形で発表された今回のTrueView広告のプログラマティック化。

面指定の予約型購入かアドネットワークが主となっている現在の日本の動画広告市場では、まだデータドリブンの要素はほとんどありませんが、”巨人”がオープン化したことで動画×データの時代にまた一歩近づいたと言えそうです。

 

参考:
DoubleClick Advertiser: TrueView coming to DoubleClick: User choice meets programmatic

AdWords Agency Blog: 5 Years of TrueView: How user choice is ushering in the next golden age of video advertising
Measuring the Impact of Online Video on Brand Metrics – Think with Google
Google Switches On Programmatic For TrueView Video Ads – AdExchanger
Google Makes TrueView Ads Available For Programmatic Buying In DoubleClick

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