見逃し厳禁!YouTubeのゴールデンタイム”Google Preferred”がブランドリフト効果を発表

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フォレスターリサーチは、2019年の米国におけるオンラインディスプレイ広告費が2014年(198億ドル)の約2倍にあたる376億ドルになるだろうと予測しています。特に動画広告の伸びが期待され、デスクトップ向け動画広告だけでも、2019年まで毎年21%の成長が見込まれています。

そんな中、ブランド広告主の予算をTVからデジタル(動画)にシフトさせるべく、YouTubeから2014年に発表されたGoogle Preferredチャンネル(フード、音楽、エンタメなどの人気コンテンツ作成者上位5%のチャンネルをアドワーズ型オークション在庫と切り離し予約型にしたもの)。

昨年Q3のGoogle収支報告でも注目すべきポイントとしてご紹介しましたが、ついに先週Google Preferredの2014年のパフォーマンスが発表されました。

Youtube Google Preferred

今までYouTubeの広告を利用したことのなかった30社以上の大手ブランド企業を含む約100社がGoogle Preferredの試用を開始。フォーチュン100ブランドにおける約50キャンペーンを計測したところ、94%のキャンペーンで高いブランドリフト効果が見られ、広告想起(Ad Recall)は平均で80%増加、またGoogle Preferred広告の65%がブランド認知(Brand Awareness)を高め、ブランド認知は平均で17%上昇しました(Google発表)。

また、2014年に行われたある米国パネル調査によれば、Google Preferredでリーチしたオーディエンスは、一般のYouTubeオーディエンスよりも46%高い確率でそのブランドをYouTube内で検索しているようです。

GoogleはQ4におけるGoogle Preferredチャンネルの購読者が前年比で45%、平均視聴数が76%増加していると伝えています。これらのポジティブな結果を受け、今年中にGoogle Preferredの提供を行うマーケットを10以上拡大する予定です。

ちなみに、あるメディアバイヤーによると、昨年は14あったカテゴリーが今年は12に絞られた一方で、Google Preferredの優良在庫数は5-7%増加しているそう。また、YouTubeは明らかにしていませんが、ある代理店幹部はGoogle Preferredに入札するための最低価格が200万ドルであるとAdAgeにて伝えています。

TV広告の”ゴールデンタイム”にあたるGoogle Preferredのパフォーマンスが発表されました。TVのリーチに限界を感じながらも、クオリティやプレミアム枠の確保が十分に進んでいないデジタル広告へ予算をシフトさせるべきかを悩むブランド広告主にとっては、見逃せないニュースだったと思います。

“ゴールデンタイム”であるGoogle Preferredを使って新しいブランド広告主を獲得したGoogleが、”お昼や深夜の時間帯”にあたる残り95%のYouTube広告の販売をいかに伸ばしていけるかにも注目です。

 

参考:
Forrester: US Online Display Ad Spending will Nearly Double by 2019 – CMO Today – WSJ

YouTube Unveils Google Preferred at NewFronts Event | Variety
YouTube Shares Performance Stats On Google Preferred’s First Year
Measuring the Impact of Online Video on Brand Metrics – Think with Google
YouTube’s 2015 NewFronts Pitch Augments Google Preferred | Digital – Advertising Age

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