GoogleのQ3は売上20%UPも予想を下回る結果に。注目はDoubleClick、Google Preferred、モバイル広告だ!

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Googleは先週木曜日に2014年第3四半期の決算を発表しました。連結売上高が165.2億ドル(前年同期比20%増)、広告クリック数は増加(前年同期比17%増)、クリック単価は減少(前年同期比2%減)となっています。また、売上高が市場予想(166億ドル)を下回る結果であったため、株価が約3%下落しました。

Google Revenues by Revenue Source
画像:investor.google.com/pdf/2014Q3_google_earnings_slides.pdf

売上の主な構成を見ると、

  • Google傘下のWebサイトによる売上高が112.5億ドル(前年同期比20%増/売上高の約68%)
  • パートナーサイトによる売上高が34.3億ドル(前年同期比9%増/売上高の約21%)
  • その他(クラウドサービスやAndroidなど)による売上高が18.4億ドル(前年同期比50%増/売上高の約11%)

となっています。

CFOであるPatrick Pichette氏は収支報告の中で、暫定的にNikesh Arora氏(ソフトバンクに参画)の後任となっていたOmid Kordestani氏が、正式に最高事業責任者(CBO)に就任することを明らかにしました。

そのKordestani氏が、収支報告の中で強調していた項目の中で、注目すべきは下記の3点でしょうか。

  1. DoubleClick Bid Managerのインプレッションがこの1年で2倍に
  2. YouTubeの広告サービスであるGoogle Preferredチャンネル(YouTube人気コンテンツ作成者上位5%のチャンネルに広告出稿)の米国年内在庫が完売
  3. モバイルデバイス向けの”新しい”ブランド広告フォーマット(以前こちらで紹介しています)

DoubleClick Bid Managerに関しては、プレミアムな広告枠から収益を上げたいパブリッシャーによるプライベートエクスチェンジが昨年の2倍になっているようです(第3四半期にFOX TVとカーショッピングサイトのEdmunds.comと契約)。YouTubeのGoogle Preferredチャンネルに関しては、どのチャンネルが上位5%なのかをGoogleが明示していないこともあり、広告主の中には在庫完売発表を疑っている人もいるようです。

Googleにとって、これから「いかにブランド広告主を捕まえられるか」が重要な課題の一つであることに間違いありませんが、そこで真っ向勝負になるのがFacebook。リローンチされたAtlasと、クッキーを利用しないクロスデバイスによる解析技術を持つFacebookに対して、Kordestani氏は「Facebookの動きを観察しながら、Googleが取るべきアプローチを見つけていきます。」とコメントしています。

なお、収支報告の中で「クッキーに代わる新たな広告ID」に関する質問がありましたが、Google側からの回答はありませんでした。

参考:
Google Inc. Announces Third Quarter 2014 Results – Investor Relations – Google

Google’s disappointing Q3
DoubleClick Bid Manager Volume Doubled In Past Year, Google Q3 Revenue Up 20%
Google Q3: Earnings, Revenues Miss, Paid Clicks Up, CPCs Down 2 Pct.
YouTube Says Google Preferred Has Sold Out, But Buyers Aren’t So Sure – CMO Today – WSJ

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